2025.08.27(水)
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豆知識
指輪に込められた想いとは?婚約指輪と結婚指輪の違いと意味
そもそも、婚約指輪と結婚指輪にはどんな違いがあるのでしょうか。婚約指輪は、主にプロポーズの際に新郎から新婦へ贈られる特別な指輪です。
これに対して結婚指輪は、結婚の誓いの証としておふたりが交換し、日常的に身につけるもの。購入に関しても、婚約指輪は新郎が用意することが多いのに対し、結婚指輪はおふたりで相談しながら選び、費用も分担するケースが一般的です。
婚約指輪は新婦が身につけるもの、結婚指輪はふたりでつけるものそれぞれの指輪には、意味や役割に違いがあるのです。この記事では、婚約指輪と結婚指輪の違いや、それぞれの指輪をつける指の意味について詳しくご紹介します。
【目次】
1.婚約指輪と結婚指輪の違いとつける指ごとの意味
2.婚約指輪は必要?不要?
3.婚約指輪の相場
1.婚約指輪と結婚指輪の違いとつける指ごとの意味
婚約指輪(エンゲージリング)
婚約指輪は、結婚の約束を形にしたものとして、プロポーズの際に新郎から新婦へ贈られる特別な指輪です。「男性が女性の心をつなぎとめる」という意味を表し、約束を守るというメッセージを込めて、鉄で作られた指輪を贈っていたことが婚約指輪の由来です。
一般的には、ダイヤモンドなどの宝石があしらわれた華やかなデザインが多く、結婚の意思を示す証として贈られます。近年では、プロポーズの演出のひとつとして用意されるケースが増えています。
デザインの特徴
ダイヤモンドなどの宝石がついた華やかなデザインが主流です。特別感のあるデザインが好まれ、普段使いというよりは記念日やフォーマルな場面で身につけることが多いです。
タイミング
プロポーズの時や、結婚が決まったタイミングで贈られます。
選び方
サプライズで贈る場合は、男性が一人で選ぶこともありますが、最近ではプロポーズ後にふたりで選ぶスタイルも増えています。
結婚指輪(マリッジリング)
結婚指輪は、結婚の誓いを交わしたふたりが、お互いに贈り合うペアリングです。途切れない円=永遠の愛を表しており、おふたりの絆そのものといっても過言ではないでしょう。日常的に身につけることを想定しているため、シンプルで飽きのこないデザインが選ばれる傾向にあります。
デザインの特徴
シンプルで飽きのこないデザインが多く、長く身につけやすい形状や素材が選ばれます。ペアリングとしてふたりでお揃いのデザインを選ぶことが多いです。
タイミング
結婚式に間に合うように準備し、挙式当日に交換します。その後は日常的に着用します。
選び方
毎日身につけるものなので、着け心地や耐久性を重視して選ぶのがポイントです。ふたりでショップを訪れて実際に試着しながら決めるのが一般的です。
つける指によって異なる意味
指輪は、どの指につけるかによってそれぞれ異なる意味が込められていると言われています。特に結婚指輪や婚約指輪は左の薬指に着けるのが一般的ですが、それには理由があります。古代ローマでは「左手の薬指には心臓につながる特別な血管がある」と信じられており、愛の象徴である心と直結していると考えられていました。そのため、愛を誓う結婚指輪や婚約指輪をこの指につける習慣が広まったのです。また、薬指以外の指にもそれぞれ意味があります。たとえば、右手の小指には
「魅力を引き出す」、左手の小指には「願いを叶える」といった意味があるとされ、願掛けとして指輪を着ける人もいます。中指は直観やインスピレーション、親指は信念や目標達成、人差し指は行動力を象徴しています。このように、指輪はつける位置によって意味が異なります。指輪を贈ったりつけたりする際には、デザインだけでなく「どの指につけるか」にも目を向けることで、より気持ちのこもった選択ができるかもしれません。
2.婚約指輪は必要?不要?
婚約指輪は婚約の象徴として新郎から新婦へ贈られ、結婚指輪は結婚の証として夫婦が日常的に身につけるもの。結婚指輪の有無については、おふたりが納得できる形で決めるのが大切です。「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」によれば、婚約記念品を贈ったカップルは全体の71.8%で、その中でも84.2%が婚約指輪を選んでいると報告されています。
つまり、全体の約6割のカップルが婚約指輪を贈っている勘定になります。婚約記念品を贈らなかった理由については、「お金がもったいないから」が38.8%と最も多く、続いて「普段身につけるものではないから」が23.3%とされています。このことから、婚約指輪を贈らない選択も、ふたりのライフスタイルや価値観を大切にした意思によるものであることがうかがえます。
婚約指輪は必要?データから見る”贈る理由”と夫婦の選び方
婚約指輪は、婚約の記念として新郎から新婦へ贈られる指輪です。一方、結婚指輪は結婚の証としておふたりが日常的に身につける指輪であり、婚約指輪の有無はあくまでおふたりの意思で決められるものです。
ゼクシィが行った「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」によると、婚約記念品を贈ったカップルは全体の71.8%、そのうち84.2%が婚約指輪を選んでいます。
婚約指輪が依然として婚約記念品の主役であることがわかります。婚約指輪を選ぶ際に重視されたポイントは、「デザイン」が72.6%で最も多く、次いで「価格」(32.2%)、「石の品質」(26.0%)が続いています。
見た目と好みとコスト・品質のバランスを大切にしている様子が伺えます。また、婚約指輪を贈る理由としては、「プロポーズの際に夫が贈ってくれた」が59.9%と最多。
「けじめとして夫が贈ってくれた」が30.8%と続き、男性側の意向が色濃く反映されている意向です。一方、婚約指輪を贈らないというカップルも一定数おり、その理由としては「お金がもったいないから」が38.8%と最多。次いで「普段身につけるものではないから」(23.2%)、「婚約指輪に意味を感じないから」(17.5%)が続いています。
結婚指輪以外の記念品
婚約記念品として婚約指輪ではなく、別のアイテムを選ぶカップルも少なくありません。ゼクシィ結婚トレンド調査2024によると、婚約記念品が指輪以外だったカップルは全体の約19.5%にのぼります。つまり、約5組に1組は指輪以外の記念品を贈っていることがわかります。具体的な内容としては、ネックレスが10.3%と最も人気が高く、過去最高の割合を記録しました。
次いで、ピアスやイヤリングが1.4%、腕時計が1.3%、その他が6.5%という結果です。ネックレスは身につけやすく、日常生活でも使いやすい点が指示されており、アクセサリーを普段から楽しむ方に選ばれやすい傾向があります。一方で、アクセサリーをあまり身につけない方や実用性を重視する方には腕時計が選ばれることも多く、おふたりでペアを持てる点も人気の理由です。また、婚約記念品を贈られた女性から、
感謝の気持ちを込めて男性へお返しをするケースもあります。返礼品としては、腕時計、スーツ、財布、カバン、電化製品などが挙げられ、価格は婚約記念品の半額程度を目安に選ばれることが多いようです。こうしたデータからも、婚約記念品は指輪だけに限らず、おふたりらしい形で選ばれる時代になってきていることがうかがえます。
3.婚約指輪の相場
婚約指輪を贈ることになったとき、「相場はいくらくらいなのだろう?」と気になる方は多いでしょう。もちろん婚約指輪は金額よりも、「贈る」という行為やその気持ちにこそ大きい意味があります。しかし、あらかじめ相場を知っておくことで、予算やデザインの選び方に安心感が生まれます。ここでは、婚約指輪の相場について、年代別・デザイン別の傾向をご紹介します。
年代別
年代別の婚約指輪の平均相場を見ると、24歳以下は約32.7万円、25~29歳は約39.5万円、30~34歳は約45.1万円、35歳以下は約45.9万円となっています。年齢が上がるにつれて金額も高くなる傾向が見られますが、これはあくまで目安です。近年では多様性を重視する風潮が強まり、ファッションやライフスタイルの変化に合わせて、自分たちの価値観や予算に合った婚約指輪を選ぶカップルも増えています。金額よりも、ふたりが納得できる一品を見つけることが大切だと言えるでしょう。
デザイン別
婚約指輪にはさまざまなデザインがあり、その違いは価格にも大きく影響します。デザインが凝っていたり、多くのダイヤモンドをあしらったりしているほど、価格が高くなる傾向があります。ゼクシィ結婚トレンド調査2024によるデザイン別の平均相場は次の通りです。
・メレ:センターのダイヤモンドを小粒のメレダイヤモンドで囲んだデザイン。 婚約指輪の王道「ソリティア」に匹敵する人気で、平均相場は約31.8万円。
・ソリティア:一粒ダイヤモンドをセンターに配置した最も定番のスタイル。 爪あり・爪なしタイプの2タイプがあり、平均相場は約34.2万円。
・パヴェ:リング全体にメレダイヤを石畳のように敷き詰めたデザイン。 豪華で華やかな印象を持ち、平均相場は約42.4万円。
・エタニティ:同じサイズのダイヤをリング全周に並べたデザイン。
「永遠」を意味し、結婚記念日の贈り物としても人気で、平均相場は約26.9万円。
婚約指輪は、これからふたりで歩む人生の中でも特別な思い出となるものです。後悔しないよう、お互いが納得できるデザインと価格を選ぶことが大切です。実際には、「婚約指輪はいらない」と思っていたけど、後から、「やっぱりもらっておけばよかった」と感じる人も少なくありません。たとえば、結婚指輪を選びに行ったときに店頭で心惹かれた瞬間や、友人やSNSで素敵な婚約指輪を目にしたとき、同窓会で久々に会った友人が身につけていたときなどです。中には、子どもに「他のママみたいに婚約指輪をもらえなかったの?」と心配されたというエピソードもあります。
後悔しないためにも、自分の気持ちに素直になり、「欲しい」か「いらない」かをパートナーにしっかりと伝えることがおすすめです。また、婚約指輪は必ず婚約時にもらう必要はなく、結婚して数年後に記念として贈られるケースもあります。必ずしも「婚約時に贈られるもの」という枠にとらわれず、ふたりにとって意味のあるタイミングを選ぶのも素敵な方法です。