2025.07.28(月)
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豆知識
一生モノだからこそ後悔しない!結婚指輪のサイズ選びガイド
婚約指輪や結婚指輪は、毎日身に着ける大切なジュエリー。だからこそ、サイズが
ほんの少しでも合っていないと、違和感を覚えたり着けるのがストレスになってしまったりします。「せっかく選んだのにサイズが合わなかった…」なんて失敗は避けたいもの。実は、指のサイズは1日のうちでも変化し、季節や体調によっても微妙に異なるもの。
そのため、ぴったりサイズを見つけるには、測るタイミングや確認方法にちょっとした注意が必要です。この記事では、自宅でできる簡単なサイズチェック方法から、ショップでの試着時に気をつけたいポイント、サイズ直しの可否の確認方法まで、指輪選びで後悔しないためのコツを丁寧にご紹介します。大切な指輪を快適に長く楽しむために、
ぜひ参考にしてください!!
目次
1.結婚指輪のサイズの基本
2.自分で指輪のサイズを測る方法
3.指輪のサイズを測る際のコツ
4.ジュエリーショップでのサイズ測定方法
1.結婚指輪のサイズの基本
結婚指輪は、毎日身につけるものだからこそ、快適に着けられるサイズ選びが大切です。サイズが合っていないと、指輪がくるくる回ってしまったり、知らないうちに外れてしまったりすることも。そんなトラブルを防ぐためにも、正しいサイズや号数について理解を深めておきましょう。
サイズの仕組みと号数
結婚指輪や婚約指輪のサイズは、指輪の内側の円周(内周)の長さにするため、ぴったり合うサイズを選ぶことがとても重要です。一般的に、女性の左手薬指の平均サイズは8〜10号(内周約48.2〜50.3mm)、男性は13〜18号(内周約53.4〜58.6mm)と言われています。以下に、サイズと内周の対応表をご紹介します。
号数 内径(mm) 内周(mm)
7 15 47.1
8 15.4 48.2
9 15.7 49.2
10 16 50.3
11 16.4 51.3
12 16.7 52.4
13 17 53.4
14 17.4 54.5
15 17.7 55.5
16 18 56.6
17 18.4 57.6
18 18.7 58.6
普段使いにぴったりのサイズを選ぶために指輪選びで重要なのは、日常の動作にストレスを感じないサイズを選ぶことです。指輪を着けた状態で軽く手を握ったり開いたりして、圧迫感や違和感がないかを確かめてみましょう。長時間着けていても気にならない、自然なフィット感が理想です。
サイズが小さすぎると指が締めつけられてしまい、大きすぎると不意に外れてしまう可能性があります。見た目だけでなく、着け心地とのバランスを意識することが大切です。また、家事や仕事中など、指輪を外す場面がある方にとっては、スムーズな着脱も重要なポイント。日々の生活スタイルに寄り添うフィット感のある指輪を選べば、無理なく長く愛用できるはずです。
2.自分で指輪のサイズを測る方法
指輪のサイズは、自宅にあるもので手軽に測ることができます。専用の道具がなくても、伸縮しない糸や細長く切った紙、定規、ペンがあれば測定可能です。ここでは、自分でサイズを測る際の基本的な手順と、注意すべきポイントをご紹介します。
糸や紙を使った指輪サイズの測り方
まず準備するものは、伸縮性のない糸または細長く切った紙、定規、ペンです。測定したい指の最も太い部分、通常は第二関節に糸や紙をぴったりと巻きつけ、重なった箇所にペンで印をつけましょう。印をつけたら、糸や紙をまっすぐに伸ばし、その長さを定規で測ります。測定した長さを指輪サイズ表に照らし合わせれば、自分の指に合ったサイズを知ることができます。
自宅でサイズを測る際の注意点
自宅で指輪のサイズを測る際、より正確な数値を知るためにはいくつかのポイントに注意が必要です。まず、指の太さは時間帯や体調によって変化するため、朝起きた直後や入浴後、運動後などは避け、日中の落ちついた時間帯に測定するのが理想的です。
また、糸や紙を指に巻き付ける際は、強く締めすぎず、軽くフィットする程度の力加減で巻くようにしましょう。強く締めると、実際よりも小さなサイズになってしまう可能性があります。正確なサイズを把握するためには、測定を一度で終わらせず、数回繰り返して平均を取ることもおすすめです。特に、結婚指輪や 婚約指輪は左手の薬指につけることが多いため、その指を基準に測定するようにしましょう。さらに、リングの幅が広いデザインを検討している場合は、通常よりもやや大きめのサイズが適している場合もあります。自宅での測定はあくまでも目安としつつ、気になる場合は専門店での計測も検討すると安心です。
3.指輪のサイズを選ぶ際のコツ
一生に寄り添う指輪だからこそ、見た目だけでなく、毎日の暮らしや着け心地にも目を向けて選ぶことが大切です。ここでは、後悔しないためにの2つの視点をご紹介します。
サイズと着け心地は妥協しない
毎日身につける結婚指輪や婚約指輪は、快適であることが第一。
指輪のサイズが合っていないと、きつくて指が圧迫されたり、逆にゆるすぎて落としてしまう可能性もあります。指の太さは1日の中でも変化するため、できれば午後のリラックスした時間帯に測定し、可能なら店舗でも試着を行うと安心です。
また、指輪の内側が丸く仕上げられた「内甲丸仕上げ」など、長時間着けていても違和感のない加工がされているのもおすすめです。
ライフスタイルに合ったデザインを選ぶ
おしゃれさも大切ですが、日々の暮らしにフィットすることも忘れずに。仕事や家事、趣味など、手をよく使うライフスタイルの場合は、引っかかりの少ないシンプルなデザインや、厚みを抑えた指輪が快適です。また、指の形や手の雰囲気に合うデザインを選ぶことで、より手元を美しく見せることもできます。
見た目の好みだけでなく、日常に無理なくなじむかどうかを意識することで、長く愛用できる一本に出会えるはずです。
4.ジュエリーショップでのサイズ測定方法
ジュエリーショップでは、専門的なスタッフによる測定サービスを受けられます。ここでは、専門的なサイズ測定についても紹介します。
専門的な測定方法
ジュエリーショップでのサイズ測定には、リングゲージと呼ばれる専用の器具が使われます。これはさまざまな号数のリング型ゲージを順番にはめていき、指に最もフィットするサイズを確認する方法です。店舗によっては、より正確な数値を出せるデジタル測定器を使用しているところもあり、ミリ単位での細かな測定が可能です。測定時には、指の根元と関節周辺の太さの差も踏まえた上で、最適なサイズを提案してくれます。
実際に指輪を試着して感覚を確かめる
サイズゲージだけでなく、実際の指輪を試着することで、デザインや幅による着け心地の違いも確認できます。特に幅の広いリングは、同じ号数でもきつく感じることがあるため、デザインに応じたフィット感の確認が重要です。
利き手でなく着ける指で測る
指輪を着ける予定の指(一般的には左手薬指)でサイズを測ってもらいましょう。利き手の指の方が太くなることが多いため、誤ったサイズにならないように注意が必要です。また、測定の目的が結婚指輪かファッションリングかをスタッフに伝えることで、より適切なアドバイスがもらえます。