ORIGINAL STORYオリジナルストーリー

人数
15
パーティ会場
スクーン

Date:2022.07.17 Sun

会場を決めた際のポイントは?
今回結婚式の会場を決定するにあたって、「ステンドグラスがある教会で式を挙げたい。」という妻の要望があり、それを元に最適な場所を探すことにしました。 その中で、SNSでロックハート城の広告を拝見し、HPでエディンバラから移築した城が現存しているという紹介を読んで興味を持ったため、見学に行きました。 そうしたら、教会にステンドグラスがあるだけでなく、ロックハート城から中世ヨーロッパの雰囲気を感じられることも魅力的に映りました。 なかなか旅行をしにくい社会情勢である中、私達だけでなく参列する家族達にも非日常空間を味わい、楽しんで貰えるのではないかと思い、会場を案内して頂いた翌日に再訪して決定しました。

挙式の内容・感想は?
私達は参列した方達から承認をして頂く、人前式を行いました。 神前式か人前式か、2つの選択がありましたが、家族のみの挙式を考えていたため、身近な人達から認めて貰い、彼らに対して結婚を宣言する方が自然だということで人前式としました。 しかし、人前式には神父様はもちろん、聖歌隊やパイプオルガンの奏者がいらっしゃらないと伺いましたが、パイプオルガンを演奏頂いている中で入退場したいという私達2人の 希望をお伝えしたらご調整してくださり、当日は綺麗な音色の中で歩くことができたため非常に嬉しく思いました。 また、それ以外の段取りやスタッフの皆様のお気遣いがきめ細かかったため、不安も心配もなく式を進めることができました。 参列者全員が笑顔で、柔らかい雰囲気に包まれて終えられたこと、今思い出しても暖かい気持ちになれることに感謝し、大切な思い出となりました。

披露宴・パーティの内容・感想は?
披露宴ではなくビュッフェスタイルを取り入れた食事会を行いました。ビュッフェスタイルの食事会にしたのは、家族だけだからこその和やかな雰囲気の中で食事と会話を楽しみたいと思ったからです。 前菜とメイン料理だけは全員へ配膳して頂くようにして、それ以外は好きなものを好きなだけ取りに行けるようにしましたが、作って頂く料理はコースメニューの中から家族の好みを想像して一つひとつ選んだため、好きなものを好きなだけ食べられて満足して貰えたようです。 たいていはどのコースを選ぶのか、という選択になると思いますが、食事にもこだわりを持って希望をお伝えしたら、実現できるように寄り添って一緒に考え調整をしてくださったので、どこの披露宴にも引けを取らない、皆が笑顔になれた良い食事会だったと思います。

演出の内容・感想は?
人前式ではパイプオルガンの演奏と司会者による進行がありました。パイプオルガンの音色は式に溶け込むような、でも素敵な雰囲気を醸し出してくださる素晴らしい演奏でした。担当してくださった司会者は、やはりプロだなと感じさせられるスムーズな進行でした。 食事会では進行における演出を特段お願いすることはなかったのですが、テーブルに飾られていた花が私達が希望していたイメージ以上で、メインの色、その周りの色のバランス、そして形状も全て華やかに彩られていて感動しました。また、両親に贈るブリザーブドフラワーも大まかな希望をお伝えしただけでしたが、思いを汲み取って作って頂けたため、『演出』という言葉とは少々異なるかもしれませんが素敵なものでした。

スタッフの対応・感想は?
最もお世話になったプランナーの島村さん、初回の案内をしてくださった板山さんをはじめ、会場の案内や誘導に携わってくださった皆さん、美容スタッフの皆さん、カメラスタッフの皆さん、食事会で進行・配膳・調理をしてくださった皆さん、綺麗な花を届けてくださった彩季舎の皆さん、準備から当日まで一貫して非常に丁寧な対応をしてくださり本当に感謝しています。 ただ、もっと一緒に考えておいた方が良かったと思うのは参列者の誘導方法です。当日はスタッフの皆さんもそれぞれ忙しく動いているため、次はどこへ移動して何をするかをこまめに声をかけて案内・誘導することは難しかったようです。そのため、式次を参列者それぞれに事前に連絡しておく、あるいは受付や控室入口に目立つように置いておく等すれば滞りなく進行させることができると思うので、是非打ち合わせの中で「当日参列者をどのように誘導するか」ということも話し合って、共に最高の式を作り上げていってください。

これからの花嫁へのアドバイス
私からお伝えしたいことは3つあります。 1つ目は、式を挙げるための準備期間はできるだけ長くとっておくことです。私たちは4月中旬に式場を決定、7月中旬に挙式をしたため、準備期間は3ヶ月しかなく、打ち合わせはほとんどオンラインによるもので移動時間は発生しなかったものの、毎週末忙しない日々を送っていました。ですが、もしもっと準備期間が長ければ体力的にも精神的にも余裕を持って進めることができたと思うので、式を挙げたい日から逆算して動き始めることをオススメします。 2つ目は夫婦で協力して準備をすることです。前にも書いた通り、私達は準備期間が短かったため、2人で共通認識を持って打ち合わせに臨めるように日頃から話をしていました。そのおかげか、担当者の皆さんとのミーティングがスムーズに進み、また私達の疑問や不安も事前に洗い出してその場で聞けたことで、より進むスピードが上がったと思います。また、必ず打ち合わせには夫婦2人で参加をしましたが、それにより滞りなく式次や会場内の装飾等を決定することができたので、夫婦で一緒に式を挙げる気持ちを大切に進めていってください。 3つ目はドレス選びは沢山試着して悩む、ということです。どうしてもドレスの型や色が多くあり、また自分の好みやイメージもあって決めるのが難しいと思うかもしれません。私も実際そうでしたが、悩んだ時こそ試着をした自分の姿と式場の雰囲気を重ね合わせて想像しながらどれがいいのかを選ぼうと思って合計10着程着ました。また、選ぶためには客観視することも大事だと思ったので、夫に様々な角度から写真や動画を撮って貰いました。それらを見返して比べて悩んで…ということを繰り返しましたが、その結果お気に入りの一着を見つけることができたので、選択肢を広げながらも絞っていくために、気になったドレスは是非着てみてください。 悩んで考えて、そして準備を一生懸命やった分だけ当日がより忘れられない大切な日となると思うので、一生に一回のハレの日に向けてパートナー、参列者、それから式場の方々と一緒に楽しんでください!